「業務委託という働き方になれば、もっと自由に仕事が出来、プライベートも楽しめるだろう」と思っている方も多いと思います。
企業に所属して仕事をするというのは、安定した生活を得ることが出来ますが、その分「自由がない」と感じている方も多いでしょうから、業務委託という働き方に魅力を感じている方もいるでしょう。
しかし、業務委託という働き方にはデメリットもあることを忘れてはいけません。では、退職後に業務委託として仕事をする際には、どういったデメリットが出てくるのでしょうか。
業務委託を請け、仕事をしていく際には今まで勤めていた会社との契約であっても、あくまでも外部の人間ということになります。
その会社に所属しているという働き方ではありませんから、今まで受けていた補償などは一切なくなってしまいます。
例えば、有給休暇、収入、退職金といったものは一切なくなってしまうことになります。業務委託で仕事をするとなれば、個人事業主という立場として仕事をしていくことになりますから、仕事をした分だけ収入を得ることが出来、補償などは自分で準備していくことが必要となります。
今まで、年末に企業で行ってもらっていた年末調整なども、自分で行っていくことが必要となりますから、春先に税金の申告などの手続きを行っていくことが必要となります。当然ですが、責任はかなり大きなものとなるでしょう。
このように、業務委託という働き方には魅力的なメリットがたくさんありますが、その分デメリットもあるということ。
気軽に退職し、業務委託という働き方に変えてしまうと、後々後悔してしまうことになりますから、将来的なことも考えた上で働き方を考えていくことが必要となるでしょう。